性病と思ったら抗生物質を飲み治療する
異性と性交して数日、性器に違和感を感じた場合は早めの処置が必要かもしれません。
ただ単に挿入痛であれば性病ではありませんのですぐに回復します。
逆に膀胱内の痛みや膿が流れ出るようあれば性器クラミジア感染症になっていると思って間違いないでしょう。
性別によりかかる医者が変わります。
咽頭感染の場合は耳鼻咽喉科ですが、どこに行っても処置や処方には大差がないと言われています。
また、感染後に放置すると深刻な病気に繋がりますので危険です。
女性の場合は不妊になったり早産や流産になる可能性が高く、男性は前立腺炎や肝炎になり入院が必要な時もあります。
自覚症状がなく潜伏している事も多々あるようです。
もしかしたらと気になってはいるが、病院が近くにない方や抵抗がある場合はをチェックできる性病キットを利用しましょう。
通販で販売しており、自身で検液し郵送するとインターネット上に結果が表示されるというものです。
プレイバシーも保護されているので、まずは自宅で検査してみましょう。
万が一、陽性だった場合は、海外医薬品サイトで抗生物質の通販で検索しましょう。
抗生物質は私たちの味方なのか？
抗生物質は、風邪をひいたとき、気管支炎や肺炎、検査や術後の感染予防など、細菌が原因で起こる病気に対して幅広く使われます。
体に悪さをする菌をやっつけることのできる抗生物質は、私たちの体にとってありがたい存在であると感じられますが、その一方で悪影響を及ぼすこともあるのです。
私たちの体に存在する細菌
細菌には様々な種類があることをご存知でしょうか？体内には数百種類の細菌が存在しているといわれており、その数は体細胞数の約10倍にものぼります。
ほとんどの細菌は皮膚や歯の表面に付着しており、本来悪さをしません。しかし、粘膜が損傷を受け、細菌に対しての防御が備わっていない組織に細菌が入り込むことで、炎症や化膿といった病気の原因につながってしまうのです。
抗生物質のターゲット
病院では、様々な種類の細菌に対して適切な抗生物質が選ばれます。細菌は私たちの体の細胞とは作りが異なるため、抗生物質により選択的に細菌を壊すことができ、体の中から退治することができるのです。
しかしながら、抗生物質は腸内の善玉菌、悪玉菌も同じように壊し、数を減らしてしまいます。
なぜならば、細菌と善玉菌、悪玉菌は同じ仕組みや構造で成り立っているからです。菌の違いを認識できる機能は、抗生物質には残念ながらありません。
善玉菌、悪玉菌が減ることによる体調変化
腸内の善玉菌と悪玉菌が減ることで、腸内フローラと呼ばれる腸内にいる菌のバランスが崩れてしまします。
こうした乱れは下痢を起こす原因となるだけでなく、有害物質が腸から吸収され全身へ巡り、肌荒れや老化の原因につながるともいわれています。
善玉菌を減らさないために
腸内フローラの理想的な割合は、善玉菌２：悪玉菌１：日和見菌７といわれています。
この日和見菌というのは本来なにも効果を示しませんが、善玉菌、悪玉菌どちらか優勢な方の味方をしてくれます。
善玉菌には悪玉菌の増殖を抑えると共に、有害物質を体の外に出したり、免疫細胞を活性化したりする作用があるため、減らしてはならない存在です。
抗生物質服用中は、善玉菌が大好きな乳酸菌を含むビオスリーやビオフェルミン製剤が一緒に処方されることが多いです。
また、発酵食品には乳酸菌が多く含まれます。納豆やヨーグルト、味噌、酒粕といった食品も積極的に食べるとよいでしょう。
まとめ
抗生物質は外部から侵入した細菌をやっつけてくれる頼もしい存在であることは確かです。
しかし、飲みすぎによる腸内細菌への影響も考えなければなりません。
治療が済んだら飲まないこと、それが抗生物質とうまく付き合っていく方法なのではないでしょうか。
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